Friday 1 April 2011

東日本大震災:海外での募金活動

東日本大震災の地震・津波以来、個人的な募金を通じてしかお手伝いできないことにイライラしていましたが、昨日ようやく他のこともできるように。

北アイルランド日本協会がイギリス赤十字の"Japan Tsunami Appeal" のための募金活動を各地で始めました。これまでにBelfastやBallymenaなど、「週末だけど、時間がとれない」、「うちら3人分の交通費を募金に回したほうが被災者の方々のためになるのでは?」というお粗末な言い訳しかできませんでした。でも、近所のショッピングセンターで開催の国際文化イベントに参加という形で募金活動をすると聞きつけ、昨日の午後、仕事をキャンセルして参加させてもらいました。(取引先のインド人ボスは家族とか慈善活動とかを優先させてくれる人なので、半日休暇のOKをもらいました。フリーなので有給無しですが、感謝しています。)

日本協会はショッピングセンターの一番いい場所を陣取り、手際よくテーブルを整え、折り紙ワークショップを開催。浴衣姿のお姉さんたちと私や地元の北アイルランド人を含めたその他は、集金用バケツと募金のお返しの折鶴を載せたトレイや籠と持って買い物客を待ちうけ。やっぱり浴衣姿のきれいな女性に人気があり、このままではTシャツとジーンズ姿の私は用無しになりそうと危機感(?)を感じ、浴衣の人たちの反対側のスーパーの入り口へ学校から帰ってきた娘たちと移動。子供連れということと、赤い髪と青いマニキュアのケバイ姿がが功を奏して(?)、浴衣姿のきれいなお姉さんたちに負けないぐらいの数の買い物客が寄ってきました。学校帰りの家族連れは子どもが折鶴を欲しがるし、知り合いだの顔見知りだのが思ったより沢山買い物に来ていたので、3時間の募金活動が終わる頃は、バケツは予想以上に重くなっていました。

昨日の午後だけで、1年間分の"Hello" と"Thank you"を言ったような気分に。それプラス、募金をしてくれた人たちの会話もニコニコしながら合計1時間以上はしたし、足よりも口のほうが疲れてしまいました。これならバーのホステスに転向すれば毎晩大稼ぎできるかしらと思うくらいの話しぶりで(この容姿と年齢では雇ってもらえないよね…)。

とにかく、熱心な日本協会の皆さんには頭が上がりません。普段は国籍とか民族とか関係なく行動する私ですが、募金活動に参加させてもらい、感謝しています。

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