東日本大震災：海外の報道にご注意を

世界中で今回の地震や津波、原発事故のニュースが報道されていますが、海外の報道内容が扇動的になってきたので、ご注意ください。

地震発生当初は正確な情報の提供に努めていたようですが、最近になって、「…かもしれない」「…のようにみられる」、「おそらく…」というような推論が事実のなかにたくさん紛れ込んでいるコメントばかりしています。教養のない井戸端会議の会話並みです。原発関係のニュースは、現状の事実よりも、最悪の可能性ばかり述べていて、被災者に対する責任感は見られません。

日本では政府や国内のメディアに対する信頼が薄れたと耳にしましたが、入手できない情報を推論に置き換えて発表していないだけましです。

海外のメディアの口調は、日本のよりもはっきりしているよう聞こえますが、決してすべてが事実ではないのでご注意を。